マカの歴史

日本でのマカの知名度アップは最近の話なので、マカが原産国・ペルーでどのような歴史をたどってきたのか知らない人も多いでしょう。実はマカは、ペルーにおいては長い歴史を持った農産物なのです。

1.マカは紀元前から栽培されていた

マカの原産地であるペルーのフニン県で栽培が始まったのは、紀元前だとされています。イモ類などのように保存性が高いため、インカ帝国の時代には、生のマカを焼いたり蒸したりして食べるなど、すでに主食のひとつとなっていました。現在でもペルーでは、マカは肉や野菜と一緒に煮物にして食べています。

1-1.インカ帝国滅亡の原因?
マカにスタミナアップ効果があるのは、古くから知られていました。スペイン軍がインカ帝国征服のために乗り込んだところ、軍用馬が次々にダウンしてしまいました。地元の人の勧めで軍用馬にマカを与えたところ、馬が元気になり、インカ帝国滅亡につながったという笑えない話もあります。

1-2.絶滅に瀕したことも
そんなマカもペルーの政治的混乱などが原因で、1970年代には栽培面積が大幅に減少し、絶滅に瀕してしまいました。その後、危機感を抱いた地元の生産農家によって積極的に生産が進められ、現在ではペルーを代表する農産物のひとつになっています。


2.日本での歴史は新しい

そんなマカが日本で本格的に知られるようになったのは、20世紀の終盤に入ってからです。

2-1.ペルー大統領来日がきっかけ
きっかけは、1998年にペルーの大統領が来日し、特産品としてマカを紹介したことです。マカのスタミナアップ効果に注目したマスコミも盛んに取り上げるようになり、知名度がアップしました。

2-2.国産マカも登場!
ペルーのフニン県のマカ生産地は標高4000~5000メートルで、空気が薄いうえに寒暖差が激しく、日本とは大きく違っています。このため、現在でもマカの多くは輸入品です。ただ、最近になって日本国内でもマカの栽培が行われるようになり、ペルー産との成分の違いなどから注目されています。


3.まとめ ~マカはペルーの「宝物」~

マカはペルーにおいては、欠かすことのできない食べ物であると言えます。現在でも加工品でなければ輸出できないようになっているのも、理解できるのではないでしょうか。

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