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原産地からマカを選ぶ

マカは現在、原産国であるペルーだけではなく、中国や日本国内でも生産されています。原産地からマカを選ぶとしたら、どの国がおすすめなのでしょうか。

1.ペルー産マカ

マカの原産地はペルーのフニン県で、標高4000~5000メートルの高地が栽培に適しているとされています。フニン県生産をうたっているマカならば、品質面はある程度期待できそうです。問題は、最近になってマカの生産農家が増えていることです。フニン県の生産農家によると、生産農家の中には標高の低い畑で栽培していたり、化学肥料や農薬を使用していたりするケースもあるといいます。こうしたマカは品質面に問題が出る可能性があると指摘しています。


2.中国産マカ

ペルー以外の生産地として有名なのは、中国・雲南省の麗江市です。フニン県と同様に標高が高いうえ、最近では中国でもマカの需要が増えているため、栽培されるようになったのです。現地では生産者グループが作られ、栽培に当たって化学肥料や農薬を排除するなどの管理が行われています。ただ、現地報道によると、栽培に適していない土地で生産されている例もあり、マカの品質にばらつきが出ているといいます。こうした情報が影響しているのか昨年、中国産のマカの価格が暴落してニュースになっています。


3.国産マカ

日本にはペルーや中国レベルの高地がないため、マカの栽培には必ずしも適していませんが、国内で生産されたマカを使用しているメーカーもあります。メーカーのサイトによると、気をつけていないとすぐ枯れてしまうといい、栽培は必ずしも簡単ではないようです。国産マカの成分を分析すると、アルギニンなどペルー産の含有量を上回っている成分もあるといいますが、すべて成分でペルー産より優れているというわけでもありません。


4.まとめ ~生産国よりもそれ以外の情報が大切~

ペルー・中国産のマカは品質面でばらつきがありますし、日本産はその点は安心できるものの、すべてにおいてペルー産を上回っているわけでもありません。マカを選ぶなら原産地だけではなく、有機JAS認定マークの有無など、それ以外の情報の方が重要になりそうです。

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